名古屋の審美歯科の資料公開

私自身の経験ではワイヤーを調整したその日にはほとんど痛みがなく、楽勝のはずです。
2、3日すると和らぎ、1週間もするとまったく通常と変わらず、食事も普通にできるようになりました。 普段、患者さんにも「痛みがあってもすぐに慣れますよ」と言っていましたが、自分が体験してみて初めてわかる大変さでした。
今は実感を込めて患者さんに説明ができると思っています。 いいことづくめの矯正治療ですが、いくつかのリスクが伴うことも事実です。

歯磨きをおろそかにするとむし歯になってしまう可能性があること、また、歯周病や歯肉炎のコントロールが適切でないと、これらの歯周疾患が悪化してしまうおそれがあることなどです。 もう1つは歯根吸収といって、歯を動かしていくときに、歯の根の部分(歯根)に負担がかかりすぎると歯根の先端が吸収されて短くなってしまうことがあります。
原因がまだわかっていませんが、遺伝的な要因も少なからずあるといわれています。 ごく稀にですが、歯根の部分が3分の1あるいは半分になってしまう場合があります。
この場合でも歯の移動を中止すれば、歯根吸収は進行しません。 ですから月1回というワイヤーを調整する間隔を伸ばしたり、矯正力を弱めるなどして様子を見ながら、歯根吸収の度合いが強い場合には妥協できる範囲内で早めに治療を終言することもあります。
極端に歯根が短くなるケースというのは稀ですが、顕微鏡レベルから数mmの単位で起こる可能性があるということをあらかじめ認識して、納得したうえで治療に望むことをお勧めします。 矯正治療中に食べてはいけないものはありません。
ただ、食べにくいものや、食べるとやっかいなものはあります。 食べるとワイヤーなどにくっついて外れやすいというのはお餅やガムなどです。
食べるとしても小さく切って歯に着かないようにするなどの工夫が必要です。 また、非常に硬いものは装置が外れてしまうのでなるべく避けてください。
とくにおせんべいやフランスパンのようなものは、小さくして食べるとよいでしょう。 矯正治療は治療期間が長いので、その間にさまざまなことがあります。

患者さんが妊娠・出産されることも稀ではありません。 矯正治療中の妊娠・出産についてはまったく問題ありません。
しかし、出産の前後は通院が難しいと思いますので治療はお休みになります。 出産後、体が回復されてまた、クリニックに来られるようになってから治療は再開となります。
治療期間はお休みされている分だけ延びるということは丁承をしておいてください。 矯正治療は自由診療で、通常は保険が適用されませんが、保険適用になるケースもあります。
それは顎変形症・口唇口蓋裂の治療についてなどです。 顎変形症の歯科矯正というのは上あごや下あごの手術が必要とされる場合です。
毎回の診察料は支払いの方法に大きくわけて2つの方式があります。 1つは基本料金にプラス毎回の診察料(月に1回、ワイヤーなどの調整を行う費用)が加算されていく方式と、毎回のワイヤーの調節などの費用もすべて含んだ総額(トータルフィー)を支払う方式とがあります。
また、矯正治療費は一括払いのほかに、ローンやクレジット会社と契約をして分割払いができたり、各種カードでの支払いなどが可能のところも増えていますので、最初に確認しておくことをお勧めします。 そのうえでできるだけ負担の少ない形で支払いができるよう相談されるとよいでしょう。
また矯正治療は、医療黄控除にならないと思っている人が多いのですが、審美目的でなく、噛み合わせ治療が目的の場合、大人の治療でも医療費控除が受けられる場合があります。 治療されるクリニックで確認ください。
矯正治療は担当医と患者さんの二人三脚といわれます。 担当医が24時間、患者さんについて見ているわけにはいかないので、患者さんの自己管理に任される部分が大きいということです。
とくに着脱できる装置を使う場合には、着けている時間や使い方などは医師の指示通りに従っていただくことが大切です。 患者さんの協力があって初めて矯正治療は成り立つといっても過言ではありません。
成人矯正の場合のメリットとしては、この患者さんからの協力が得やすいということがあります。 子どもの場合は自発的な意志というよりはむしろ親御さんの意志に子どもが従って治療を受けているケースが多く、本人の動機が弱い場合があります。

そうなるとなかなか医師の指示を守ってくれない場合があり、治療が遅れることがあります。 ただ、親御さんの協力があってお子さんをきちんと管理できる場合にはうまくいきます。
成人の場合は矯正へのモチベーションが高い方が多いので、治療への協力度も高く、治療がとてもスムーズにいく場合が多いのです。 あとはむし歯をつくらないように毎日の歯磨きを丁寧にすることです。
また、クリニックによっては患者さん同士の親睦を図ったり、情報を交換する場を設けているところもあります。 話をして共感をしたり、励まし合ったりする友人を持つということは大きな力となります。
歯が少しずつ動いて歯並びが目に見えてよくなってくると、気持ちの面でもずいぶん違ってきます。 調整日が待ち遠しくなり、日々の歯磨きなども苦にならなくなります。
歯並びがきれいになったときの自分を想像して、わくわくしてきます。 焦らず、慌てずに担当医を信じて治療期間を楽しく過ごすことが、一番大切なことではないでしょうか。
初診ではまず受付で問診票を渡されますので、これに必要な事項を記入します。 治療への希望や現在の状態、既往症やアレルギーなども書き込みます。
そして問診票を提出し、担当医との面談を行います。 歯並びに関して気になっている点、悩んでいること、そして治療に対してご自身の希望や要望なども担当医に伝えましょう。

また矯正治療について、費用や期間、痛み、通院頻度など、疑問や心配していることがあれば、担当医にどんどん質問してください。 納得がいくまで担当医に説明を受けることが肝心です。
そうして治療を理解し、疑問点などを解消してから治療を進めることが肝心です。 初診(カウンセリング)ここでは治療をするうえで必要な検査や写真撮影を行います。
口を開けたところ、噛み合わせたカット、横からのカットなど何枚か撮影をします。 続いて×線写真を撮影します。
こうした写真撮影は重要で、あごの骨にどれくらいスペースがあるか、歯列の状態、歯根の長さがどれくらいか等々詳細に検査する必要があるのです。 次に歯型の模型作製のために、口の中に型を採る粘土のようなものを入れて、それが固まるまでしばし待ちます。
この模型を用いて歯列の凸凹をミリ単位で測定し、歯列のズレを正確に把握します。 そのほかには噛み合わせを検査するセファロという専門的な検査も行います。
セファロは横顔を×線撮影して、あごや顔面骨格の形態や位置を分析して不正咬合の診断を行います。 また必要に応じてあごの部分のパノラマ撮影を行います。
そのほか、あごの動きをシロナソという装置を用いて測定します。 この装置はガムを噛んでいるときのあごの運動経路や発音時のあごの運動経路を計測します。
不正咬合がある方はあごの動きが悪い方が多いのでとても重要な検査になります。 あごの動きの検査をします。

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